11月の給食だより(令和5年11月)

11月の給食だより



「食を通して子どもに伝えたいもの」

・味覚、匂い、食管、食習慣等
・和食の味、季節の行事食
・食事作りへの手伝い(ありがとうで自信を)
・協力、共同の力(相手への思いやり)
・共に食べる喜び
・作物を作り食す楽しさ

 

※食事は、子どもたちに色々なことを教えてくれます。
ですが、既製品のおかずや外食などでは、ありがとうの気持ちや、相手を思いやる気持ちは育ちません。
豪華なおかずでなくてもよいのです。
ただの野菜炒めでも、炒める時の香ばしい匂い、忙しくて不揃いな形になった野菜、不揃いOK!!

その方が食感が楽しいです。
手作り料理こそが、高いお金をかけなくても簡単に子どもの心、感性を育ててくれる学びの場です。
保護者の皆さん、お仕事でお忙しい毎日ではありますが、出来居る範囲で子どもたちに手作りのおかずを作り、一緒に召し上がって下さい。
美味しい料理の秘訣は、家族だんらんです。


食事のポイント

たんぱく質で免疫細胞をつくる

 体に侵入した免疫細胞は、たんぱく質が不足すると、免疫細胞が減り、免疫力が低下します。良質なたんぱく質で、丈夫な体をつくりましょう。

 

朝ごはんをきちんと食べる

 朝ごはんは必要なエネルギーの補給や、体を温め、元気に活動するためにも、とても重要!

パン食の多い現代ですが、パンは消化が早い分エネルギー切れも早いため、お昼までエネルギーが持ちません。

ですので、私は朝はご飯をエネルギーの持続が長くお昼まで集中して遊びや勉強に励むことができます。

 

食物繊維+発酵食品で腸内環境を整える

 腸には体内の免疫細胞の多くが集まります。

腸内環境を整えることは免疫力アップの近道です。

 

風邪の多いこの時期、ビタミンAで粘膜を守る

 ウイルスなどの病原体は、のどや鼻などの粘膜から侵入してきます。粘膜を丈夫にする働きがあるビタミンAをとることで、病原体が侵入しにくくなります。

 緑黄色野菜や、レバーなどに多く含まれております。

 

暖かいものを食べて体温を上げる

 免疫細胞は体温が下がると元気に働けません。

生姜などで、新陳代謝を活発にあげましょう。また、冷え性の人には、南瓜、玉ねぎ、人参、キャベツなどをオススメします。

これらの食材は、体の血流を良くしてくれる効果があるのです。